さんぽみち研究所の中や周りの自然を紹介します
5月
地面に落ちたお星さま
雨上がりに歩道を歩いていると、芝生の上に変わったものが落ちていました。 木の実かな?と思いましたが、近くに木はありません。調べてみると、これは「ツチグリ」というキノコの仲間でした。写真では、まるでミカンの皮がむけたような形をしていますが、普段は外側の皮が閉じていて、茶色い石ころのように見えるそうです。ところが雨が降ると、その皮がぱかっと開きます。なぜ雨で開くのでしょうか。中にある丸い袋のような部分には、胞子がたくさん入っています。雨粒が当たると、その振動で上部の小さな穴から胞子が飛び出す仕組みになっているのです。雨を利用して仲間を増やすなんて、自然は本当に不思議なことをしますね。地面に落ちたお星さまのような、可愛らしいキノコでした。
(2026年5月1日)

